論文
絵画のタイトルにおける言葉の結びつき ― « La Vierge au perroquet »と« Femme avec un perroquet »(小田 涼)
フランス語の心理・感覚動詞の意味構造と内的経験の認知パタンについて (川上夏林)
法助動詞 devoir と pouvoir の陳述に関わる意味効果 ― 語用論的観点からの分析(岸本聖子)
Je monte, je valide あるいはゴースト発話者(France Dhorne)
C’est alors qu’apparut le renard : 場面の転換を表す分裂文(渡邊修吾)
論評
酒井智宏(2012)『トートロジーの意味を構築する:「意味」のない日常言語の意味論』くろしお出版(渡邊淳也)
誌上討論
コピュラ文の主語代名詞 Il est … / C’est … の使い分けは構文の問題か ― 西村説への疑問(東郷雄二)
〈ce(c’)+être+名詞グループ〉が原則である ― 東郷氏に答える(西村牧夫)
新刊紹介
フランス語質問箱
文法上の性の話(藤村逸子)
« à peine+倒置 » はなぜ「〜するや否や」になるのか(石野好一)
談話会・シンポジウム報告
自由間接話法 ― フランス文学、フランス語学、ドイツ語学の観点から
有契性か恣意性か ― オノマトペと音象徴
国際研究会報告
例会報告
雑誌論文目録
修士・博士論文目録
研究企画募集のお知らせ
新入会員名簿
日本フランス語学会会則
著作権について
投稿原稿のジャンルについて
『フランス語学研究』49号目次
6月 1st, 2015日本フランス語学会2015年度シンポジウム
4月 11th, 2015言語の進化とコミュニケーション
日時:2015年5月30日(土)10時〜12時
会場:明治学院大学白金キャンパス 2号館1階 2202
(※終了しました。参加者56名)
申し込み: 不要 (直接会場にお越しください。)
参加費: 無料
※ 日本フランス語学会の会員でない方の参加も自由です。
※ フランス語を学んだことがない方もどうぞご遠慮なくお越しください。
多数のご参加をお待ちいたしております。
パネリスト:
守田 貴弘(東洋大学)「言語進化におけるコミュニケーションをめぐって」
藤田 耕司(京都大学)「言語進化とコミュニケーション」
岡ノ谷 一夫(東京大学)「コミュニケーションが育む信号の複雑性」
企画・司会:守田 貴弘 (東洋大学)
お問い合わせ:
酒井 智宏 (運営担当/早稲田大学) t-sakai(a)waseda.jp ※ (a)を@に置き換えてください。
ことばの通じない国に行ったとき,身振り手振りだけで十分に意思の疎通ができたと思えることがある.「ことばが分からなくても何とかなるもんだな」.そんな気がして,少し安心する経験だ.その一方で,恥を忍んで告白するなら,フランス語の専門家という肩書をなかったことにしたいくらい,よく知らない話題のニュースなどはほとんど聞きとれないこともある.スクリプトを目にすると,「え,こんな簡単な単語すら聞きとれなかったのか……」と,愕然とする経験である.意味が分かれば簡単に聞きとれるのになぁ…… Read the rest of this entry »
講演会のご案内
4月 10th, 2015(Laboratoire de Linguistique Formelle, CNRS / Université Pairs Diderot)
使用言語: フランス語
入場自由
シンポジウムのご案内
4月 10th, 2015日時 : 2015年5月2日(土曜日) 10時から18時
会場 : 慶應義塾大学三田キャンパス, 研究室棟1階 B会議室
(アクセス:http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html)
使用言語:フランス語
入場自由
発表者:
青木三郎 (筑波大学)
芦野文武 (慶應義塾大学)
伊藤達也 (名古屋外国語大学)
小熊和郎 (西南学院大学)
川口順二 (慶應義塾大学)
France Dhorne (青山学院大学)
Denis Paillard (フランス国立科学研究所・パリ第7大学)
研究促進プログラム「パロールの言語学」第3回研究会@福岡
1月 9th, 2015研究促進プログラム「パロールの言語学」では、第3回研究会を福岡にて、公開(参加自由・入場無料)で実施することとなりましたので、お知らせいたします。ご都合のつく方はご参会いただければ幸いです。
日時:3月10日(火)13時から17時くらい
場所:福岡大学中央図書館大学院6階「講義室8」
地下鉄七隈線「福大前駅」下車 : 中央図書館の裏手の入り口よりエレベーターをお使いください
http://www.lib.fukuoka-u.ac.jp/access/map/index.php
司会 : 川島浩一郎 (福岡大学)、山本大地 (福岡大学)
プログラム内容 :
日野真樹子 (西南学院大学非常勤;プログラムのメンバーではありませんが、今回は発表者として参加くださることになりました)
「談話マーカーのlàについて」(司会 : 山本大地)
杉山香織 (西南学院大学)
「CEFR準拠の教科書におけるn-gramsの特徴とCEFR-Jの記述文の対応 」(司会 : 川島浩一郎)
山本大地 (福岡大学)
「情意形容詞の情意をめぐって」(司会 : 川島浩一郎)
川島浩一郎 (福岡大学)
「メトニミ,メタファと区別の解消」(司会 : 山本大地)
研究会のあと、懇親会を企画したいと考えております。懇親会に参加してくださる方は、事前にdaichiアットマークfukuoka-u.ac.jpにご連絡をくださると助かります。
—————-
日本フランス語学会研究促進プログラム「パロールの言語学」世話人:
大久保朝憲(関西大学)・川島浩一郎(福岡大学)・酒井智宏(早稲田大学)・渡邊淳也(筑波大学)
研究促進プログラム「パロールの言語学」第2回研究会
1月 9th, 2015研究促進プログラム「パロールの言語学」では、第2回研究会を公開(参加自由・入場無料)で実施することとなりましたので、お知らせいたします。関心のおありの方は、どなたでもご参会いただければ幸いです。
日時:3月8日(日)14時から17時15分
場所:慶應義塾大学・三田キャンパス・研究室棟1階A会議室
三田キャンパスまでの経路、および構内の地図(研究室棟は地図の【10】):
http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
プログラム:
(1)14hー15h
大塚陽子(白百合女子大学)
「フランス語初級テキストにおける応答に関するポライトネス・ストラテジー」
(2)15hー16h
江川記世子(大阪大学非常勤講師)
「単純過去による書き手の事態記述と読み手の解釈」
休憩
(3)16h15ー17h15
秋廣尚恵(東京外国語大学)
「会話コーパスにおける『理由』を表す従属節 car,comme,parce que,puisque」
司会:
(1)・(2)大久保朝憲(関西大学)
(3)酒井智宏(早稲田大学)
—————-
日本フランス語学会研究促進プログラム「パロールの言語学」世話人:
大久保朝憲(関西大学)・川島浩一郎(福岡大学)・酒井智宏(早稲田大学)・渡邊淳也(筑波大学)
2015年度例会発表者募集
12月 7th, 20142015年度例会の発表者を募集します。例会日時・会場等につきましては上記「2015年度例会予定」をご覧ください。
発表時点で日本フランス語学会の会員であれば、どなたでも発表することができます。審査はありません。
共同発表の場合は、筆頭発表者 (ファーストオーサー) が日本フランス語学会会員であれば発表することができます。
発表をご希望の方は、下記アドレスまでどしどしお寄せください。
発表時期等につきましては個別にご相談させていただきます。
その他、「こんなテーマでもよいのだろうか?」など、ご不明な点がありましたら、どんなことでもご遠慮なく下記アドレスにお尋ねください。
多くの方のご応募をお待ちしております。
酒井 智宏 (例会運営担当 / 早稲田大学文学学術院)
t-sakai(a)waseda.jp
※ (a)を@に置き換えてください。
研究促進プログラム「パロールの言語学」第1回研究会
11月 23rd, 2014日本フランス語学会で研究促進プログラム「パロールの言語学」ではこのたび、第1回研究会を公開(参加自由・入場無料)で実施することとなりましたので、お知らせいたします。関心のおありの方は、どなたでもご参会いただければ幸いです。
日時:2014年12月6日(土) 午前10時から12時
場所:早稲田大学文学学術院 (戸山キャンパス) 33号館16階第10会議室
発表者:大久保朝憲(関西大学)
題目:論証的ポリフォニー理論とアイロニー:「ほめごろし」のディスコースをめぐって
発表者:藤村逸子(名古屋大学)
題目:大規模コーパスにおける言語使用(parole)の観察から推測される「フランス語の規範」と「人間の認知傾向」
司会:渡邊淳也(筑波大学)
どうぞよろしくお願いいたします。
日本フランス語学会研究促進プログラム「パロールの言語学」世話人:大久保朝憲(関西大学)・川島浩一郎(福岡大学)・酒井智宏(早稲田大学)・渡邊淳也(筑波大学)
第2次研究促進プログラム「パロールの言語学」採択結果
7月 26th, 2014第2次研究促進プログラム「パロールの言語学」の参加者として決定した方々(敬称略)、ならびに研究課題は以下のとおりです。今後、参加者間で研究計画の相互批評をおこなったあと、公開の研究会を企画する予定です。
秋廣 尚恵(東京外国語大学)
話し言葉における従続詞の研究
安齋 有紀(島根大学)
自然対話における発話主体間の対話調整
江川 記世子(大阪大学非常勤講師)
現代フランス語における単純過去の観察
藤村 逸子(名古屋大学)
大規模コーパスに基づく名詞と形容詞の使用パターンとその構造化に関する研究
伊藤 達也(名古屋外国語大学)
marqueurs discursifs/particules énonciatives/coordonnants 談話標識の意味論的分類の試み
川島 浩一郎(福岡大学)
メトニミ・メタファと区別の解消
木島 愛(新潟大学非常勤講師)
視覚動詞を用いる定表現に関する研究
古賀 健太郎(東京外国語大学大学院)
ネット社会の現代におけるフランス語複合名詞の形成:[N1 + N2] 型を中心に
近藤 野里(東京外国語大学大学院)
長母音消失と位置の法則の適用範囲の進行
西脇 沙織(EHESS PARIS/CRAL 博士課程)
反語法を用いたアイロニーと誇張法を用いたアイロニー 意味論的ブロック理論による分析
小倉 博行(早稲田大学非常勤講師)
ラテン語の間投詞あるいはそれに準ずる表現の用法について — 歴史語用論的観点から
大久保 朝憲(関西大学)
アイロニーからポライトネス発話へ:意味論・語用論のインターフェイス
大塚 陽子(白百合女子大学)
フランス語初級テキストにおけるポライトネス ―日本語母語話者学習者の認識と理解からみえるもの―
酒井 智宏(早稲田大学)
La dichotomie langue / parole et la modulation pragmatique (ラング/パロールと語用論的調整)
塩田 明子(慶應義塾大学(他)非常勤講師)⇒ 2014年11月4日辞退
発話の流れの一貫性と時制
杉山 香織(西南学院大学)
日本人フランス語学習者による話し言葉の使用語彙の特徴 —タスクに基づくアクティビティの発話データ分析から—
田代 雅幸(筑波大学大学院)
ディアローグにおけるau contraireの論証的な動きについて
渡邊 淳也(筑波大学)
主語不一致ジェロンディフの文法化と熟語的凝結
山本 大地(福岡大学)
情意形容詞、法形容詞とその意味の作用域