2011年11月談話会

10月 29th, 2011

フランス語談話会

日時:11月19日(土)14時〜17時
会場:京都大学 吉田南キャンパス 総合人間学部棟 1102教室

テーマ:「否定をあらわすもの・否定があらわすもの」

■発表者:
・阿部宏(東北大学)
 「フランス語における矛盾文と疑似矛盾文について」
・有光奈美(東洋大学)
 「対比と否定性に関する意味のメカニズム」
・田中廣明(京都工芸繊維大学)
 「否定の諸相:否定から肯定へ、さらに程度へ」
■司会:
・大久保朝憲(関西大学)

ポスター

参加無料・学会会員以外の方の参加も歓迎します。

※談話会終了後に懇親会も予定していますので、そちらにもぜひご参加ください!

翌日も同じく京大会館で日本フランス語学会第275回例会が開催されますので、こちらも御参加下さい。

「海外雑誌リスト」公開

9月 16th, 2011

海外雑誌リスト」を公開しました。各雑誌のサイトへのリンクに簡単な雑誌紹介を付けたものです。どうぞ、ご活用下さい。

2011年7月談話会

6月 14th, 2011

日時:7月16日(土)15:00-18:00
場所:跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 M2308教室
*これまでの談話会・例会と会場が異なります。ご留意ください。

テーマ: Jeux de mots ; une littérature à la frontière de la linguistique

パネリスト:
・Marc Décimo (l’Université d’Orléans)
« Jean-Pierre Brisset grammairien et linguiste »
・塩塚秀一郎 (早稲田大学)
« Deux romans lipogrammatiques en japonais : la traduction de “La
Disparition” et “Mettons du rouge à lèvres sur l’image rémanente”
de TSUTSUI Yasutaka »
・Agnès Disson (大阪大学)
« Jacques Roubaud, poète et prosateur : jeux de langage et création
lexicale »
発表要旨
司会:須藤佳子 (日本大学)
使用言語:フランス語

日本フランス語学会では、これまでにも、言葉遊びをテーマとした研究促進プログラムや談話会が行われたことがあります。言葉遊びという多分野にまたがる現象に関して、言語学の枠にこだわらず周辺分野の専門家にお話をうかがいたいという声をうけまして、今年度の談話会では、文学の専門家をお招きいたします。

当学会員でない方の参加も自由です。たくさんの皆様のお越しをお待ちしています。

世話人:須藤佳子・田原いずみ

ニューズレター第19号(2011年)

6月 7th, 2011

2011年度のニューズレターです.

ニューズレター第19号(pdfファイル)

 

2011年度春季シンポジウム(中止)

6月 3rd, 2011

2011年5月28日(土)にフランス語教育と電子辞書をめぐるシンポジウムを計画していましたが、震災の影響で残念ながら中止しました。

改めて、来年の日本フランス語フランス文学会春季大会に合わせて開催することを予定しています。

詳細は、いずれ、アナウンスいたします。

『フランス語学研究』45号目次

6月 1st, 2011

論文
 自然対話における談話標識の表出と調整機能(安斎有紀)
 déjàのさまざまな用法とその統一的解釈(小田涼)
 情意形容詞 fichu について(山本大地)
 移動表現研究における経路と様態の概念—移動動詞の分類 (守田貴弘)
論評
 井元秀剛『メンタルスペース理論による日仏英時制研究』ひつじ書房  2010
 (東郷雄二)
 類型論的視点とフランス語学(守田貴弘)
 ステレオタイプ理論をめぐって(渡邊淳也)
追悼
 Claire Blanche-Benveniste先生を偲んで(秋廣尚恵)
新刊紹介
シンポジウム報告
 フランス語学と意味の他者
談話会報告
 幕末の日本開国前後における西洋語・文化の受容とその影響
 時制体系をめぐる対照言語学的視点
海外報告
例会報告
フランス語質問箱
 Le sushi bar le plus tendance(佐野敦至)
 Vouloir, ce n’est pas pouvoir.(六鹿豊)
雑誌論文目録
修士・博士論文目録
研究企画募集のお知らせ
新入会員名簿
日本フランス語学会会則
著作権について

2011年度例会案内

3月 7th, 2011

日本フランス語学会では、毎年4月から12月まで (8月を除く) 月一回、原則として土曜日に例会を開いています。一回の例会では通常二人の方が研究発表を行います。
ただし、5月例会は東京で開かれる日本フランス語フランス文学会と同時開催です。また、11月の例会は京都で開かれます。
例会案内はこのホームページによる他、メーリングリスト frenchling でも流しています。
例会はフランス語学会の会員以外の方でも、自由に来聴することができます。入場も無料です。来聴を歓迎します。時間は原則として午後3時から6時です。

会場: 慶應義塾大学三田キャンパス
アクセス:
JR山手線/JR京浜東北線   田町駅下車  徒歩約8分
都営地下鉄浅草線/都営地下鉄三田線  三田駅下車  徒歩約7分
都営地下鉄大江戸線  赤羽橋駅下車  徒歩約8分
(こちらをご覧ください。)

第270回例会 4月23日(土)  15:00-18:00 ※ 終了しました。(参加者 33 名)
会場:慶應義塾大学三田キャンパス 研究室棟 1階  A会議室
当日の会場案内に不手際がありましたことを深くお詫びいたします。(酒井 智宏)

(1) 東郷 雄二 (京都大学)

「時制と談話構造 ─ 同時性を表さない半過去再考」発表要旨 (PDFファイル)

(2) 曽我 祐典 (関西学院大学)

「欲求・願望の表現  j’aimerais」発表要旨 (PDFファイル)

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)

第271回例会  5月27日(金) 15:00-17:00 ※ 終了しました。(参加者 24 名)

会場:東京大学駒場Ⅰキャンパス 10号館 3階 301会議室
(※ 会場が他の月と異なります。ご注意ください。)

(1) 山本 香理 (関西学院大学大学院研究員)

「aimer の直接目的補語位置に置かれた comment 節の機能」
発表要旨 (PDFファイル)

司会: 守田 貴弘 (東京大学)

第272回例会  6月25日(土)  15:00-18:00  ※ 終了しました。(参加者 17 名)
機材の都合により 発表者の順序を入れ替えて開催いたしました。事前にご案内したプログラムに従ってご来場くださった方々にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。(酒井 智宏)

会場:慶應義塾大学三田キャンパス 第1校舎1階 103教室

(1) 田原 いずみ (明治学院大学)

「maintenantをめぐって-フィクションのテクストにおける非直示的用法を中心に-」 発表要旨 (PDFファイル)

(2) 杉山 香織 (東京外国語大学大学院)

「語彙の豊かさに基づく フランス語学習者のグループ分けの試み ― フランス語学習者話し言葉コーパスを基盤として ―」発表要旨 (PDFファイル)

司会: 守田 貴弘 (東京大学)


※ 今年度は7月例会は行われません。6月例会の次は9月例会となります。


第273回例会 9月24日(土)  15:00-18:00    ※ 終了しました。(参加者 22 名)
会場: 跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 3階 M2308 教室
(東京メトロ丸ノ内線  茗荷谷駅下車  徒歩 2 分
東京メトロ有楽町線  護国寺駅下車  徒歩 8 分)
※ 会場がこれまでの例会とまったく異なります。十分ご注意ください。
※ 跡見学園女子大学にはキャンパスが二つありますが、「文京キャンパス」での開催となりますので、お間違えのないようにご注意ください。
※ 文京キャンパス2号館フォトギャラリーはこちら

(1) 井元 秀剛 (大阪大学)

「日本語とフランス語の談話構成原理」発表要旨 (PDFファイル)

司会: 守田 貴弘 (東京大学)

第274回例会  10月22日(土)  15:00-18:00    ※ 終了しました。(参加者 15 名)

会場:慶應義塾大学三田キャンパス 研究室棟 1階  A会議室

(1) 津田 洋子 (京都大学大学院)

「現象描写文としての IL Y A 名詞句 + 関係節」発表要旨 (PDFファイル)

(2) 治山 純子 (東京国際大学非常勤)

「フランス語の評価表現の体系とメタファー表現の形式的制約」発表要旨 (PDFファイル)

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)

第275回例会  11月20日(日) 14:00-17:00

会場: 京都大学 吉田南キャンパス 総合人間学部棟 1102教室

(1) 福田 由美子(関西学院大学大学院)

「se douter の発話のしくみ」発表要旨 (PDFファイル)

(2) 小宮 美奈 (宇都宮共和大学)

「基本レベル (属レベル) を軸とする語彙素の意味変化―ベルギー南部言語地図を中心に―」発表要旨 (PDFファイル)

司会: 東郷 雄二 (京都大学)

第276回例会  12月3日(土)  15:00-18:00 ※ 終了しました。(参加者 30 名)

会場:慶應義塾大学三田キャンパス 南校舎 441教室

(1) 新谷 真由 (筑波大学特任研究員)

「「悲観的」な色をめぐる考察―フランス語と日本語に借入された英語のblue―」
発表要旨 (PDFファイル)

(2) 春木 仁孝 (大阪大学)

「現代フランス語の認知モードについて」 発表要旨 (PDFファイル)

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)

2010年11月期談話会

7月 19th, 2010

日時: 2010年11月13日(土) 14時~17時
場所:
京都大学吉田南キャンパス 総合人間学部棟 1B05 (地下1階)
アクセスマップ
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_ys.htm
最寄りのバス停 京大正門前
市バス 京都駅から206系統、四条河原町から201系統・31系統

テーマ:時制体系をめぐる対照言語学的視点(仮題)
パネラー:
 井元秀剛 (大阪大学・フランス語学)
  「メンタルスペース理論が用意する時制対照研究のための装置」
 和田尚明 (筑波大学・英語学)
  「日英語時制現象の対照言語学的分析」
 金水 敏 (大阪大学・国語学)
  「物語構成のための階層的時間把握—芥川龍之介「羅生門」を例に—」
 発表要旨
司会:春木仁孝

ポスター

井元さんは、近著『メンタルスペース理論による日仏英時制研究』(ひつじ書房)で、メンタルスペース理論をベースにした時制の体系的把握と対照言語学的考察を展開されています。

和田尚明先生は、著書に”Interpreting English tenses — A compositional apporach” (開拓社)があり、英語の時制を独自の視点から体系的に捉え、日本語と英語の違いについての考察をされています。

金水先生にはたくさんの著書がありますが、時制に関しては、『時・否定と取り立て』(共著)(岩波書店)があり「時の表現」の章を担当されています。論文としてはいわゆるムードの「た」の表現をめぐる一連の考察がよく知られており、国語学の立場から助動詞の意味を中心に、時制論を扱っていただけると思います。

2010年7月期談話会

6月 17th, 2010

以下の要領で、2010年度7月の談話会を開催いたします。

「幕末の日本開国前後における西洋語・文化の受容とその影響」
パネリスト:
市川慎一(早稲田大学名誉教授)「日本人のフランス語との最初の出会い-長崎通詞本木正栄らの忘れられた偉業-」発表要旨
大橋敦夫(上田女子短期大学)「洋学資料が語る日本語の歴史」(急な御事情で、今回はおいでになれなくなりました。またの機会を楽しみにしたいと思います)
岡田和子(筑波大学講師)「江戸時代の日本人はどのような和蘭語を学んだか」発表要旨

司会:塩田明子(慶應義塾大学非常勤)

日時:7月17日(土)15:00-18:00
慶應義塾大学三田キャンパス大学院校舎(マップ【8】)4階 342教室

横浜開港150周年の「お祭り」はひと段落したようですが、西洋語・文化・文物の流入は、何もその年に限ったことでは勿論なく、意外に早い時期から始まっていてその後も続いていきます。普段は、主にフランス語の様々な現象の分析に身をやつしている我々ですが、昨年の「お祭り」が少し落ち着いたところで、フランス(語)をはじめ、諸外国(語)と本格的に接触を始めることとなったこの時期にじっくりと思いをはせたいと考え、二人の先生をお招きしお話を伺うことにしました。

当学会員でない方の参加も自由です。
皆さま、是非お誘い合わせのうえ、お越しください。

世話人:塩田明子・須藤佳子

海外雑誌論文目録(第44号 2010年)

6月 16th, 2010

『フランス語学研究』第44号(2010年)掲載の「海外雑誌論文目録」です。

海外雑誌論文目録(第44号)(pdfファイル)