本学会機関誌『フランス語学研究』の投稿用フォーマットを公開しました。同誌へ投稿される場合はご利用ください。
投稿用フォーマットはここにあります。
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論文
部分の与格構文にみる感覚動詞への意味拡張—対格構文との対比を通して—(川上夏林)
IL Y A構文とVOILA構文の談話機能―指示対象の情報特性とアスペクトの分析を中心に―(津田洋子)
新刊紹介
フランス語質問箱
etの対立,maisの対立(石野好一)
談話会・シンポジウム報告
第二言語の音声学・音韻論と発話コーパス:フランス語と英語を例に
フランス語教育と電子辞書
国際研究会報告
例会・講演会報告
雑誌論文目録
修士・博士論文目録
研究企画募集のお知らせ
新入会員名簿
日本フランス語学会会則
著作権について
日時:7月20日(土)15時~18時
会場:明治学院大学 白金校舎 本館3階 1359教室
*これまでの談話会・例会と会場が異なります.ご注意ください.
「訳すということの多面性」
◊ パネリスト ◊
三浦信孝(中央大学、サイマルアカデミー)
「通訳者に必要な能力は何か:通訳と翻訳、同時通訳と逐次通訳、日→仏と仏→日」
斎藤かぐみ(前ル・モンド・ディプロマティーク日本語版代表、東京大学講師)
「共訳の現場を振り返って」
加藤久佳(慶應義塾大学研究員)
「 文学とその翻訳における「視点」考察 」
司会 須藤佳子(日本大学)
参加無料、当学会員でない方も参加自由です.多数の方々のご参加をお待ちしております.
(世話人 須藤佳子・田原いずみ)
認知言語学の功罪
―「個別言語」と「言語」と「認知」のせめぎあい―
※終了しました。(参加者80名)
ご来場くださった皆様に御礼申し上げます。フロアとの議論の時間がとれなかったことにつきまして心よりお詫びいたします。議論の続きを別の機会に改めて行いたいと考えています。(酒井智宏、2013年6月1日追記)
日時: 2013年6月1日(土) 10:00-12:00
会場: 国際基督教大学 (ICU) 本館 304 教室
(キャンパスまでのアクセスはこちらをご覧ください。)
申し込み: 不要 (直接会場にお越しください。)
参加費: 無料
※ 日本フランス語学会の会員でない方の参加も自由です。
※ フランス語を学んだことがない方もどうぞご遠慮なくお越しください。
多数のご参加をお待ちいたしております。
パネリスト:
西村 義樹 (東京大学) 「英語学」
守田 貴弘 (東洋大学) 「フランス語学」
河内 一博 (防衛大学校) 「シダーマ語学・クプサビニィ語学」、
ニューヨーク州立大学バッファロー校Ph.D
柚原 一郎 (首都大学東京) 理論言語学、シカゴ大学Ph.D
企画・提題・司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)
プログラム:
10:00-10:05 パネリストへの宿題 酒井 智宏
10:05-10:25 「英語学者」が認知言語学を研究するわけ 西村 義樹
10:25-10:45 「フランス語学者」が認知言語学を研究するわけ 守田 貴弘
10:45-11:05 「シダーマ語・クプサビニィ語学者」が認知言語学を研究するわけ
河内 一博
11:05-11:15 休憩
11:15-11:35 認知言語学(者)がこのままではいけないわけ 柚原 一郎
11:35-12:00 批判に応える / 批判に屈する / 応答を評価する
西村 義樹・守田 貴弘・河内 一博・柚原 一郎・酒井 智宏・フロア
– フランス語のこの言語現象には人間の認知が反映されているんだよ。
でも、英語にその現象はないですよね。ってことはフランス語を話す人と英語を話す人は認知が違うってことですか?
– ヒトとしての認知は同じだけど、顕在化する認知パターンが違うってこと。言語に現れる認知パターンを研究するのが言語学者の仕事なんだ。
そうか、認知パターンが違うから外国語を学ぶのがこんなに大変なんですね。いまドイツ語の複数形が覚えられなくて困っているのですが、きっとドイツ語を話す人にとっては、たとえば猫が複数集まる (eine Katze → Katzen) のと、鳥が複数集まる (ein Vogel → Vögel) のとでは、複数性の認知パターンが違うってことなんですね。英語だとどっちもsをつける (a cat → cats, a bird → birds) だけなので、英語を話す人はどっちの場合も同じ認知パターンだと思いますが。フランス語は複数形にしても名詞の発音が変わらないので、あ、でも冠詞は変わるから・・・まあいいや。シダーマ語の複数形を調べたら、シダーマ語を話している人たちの認知パターンが分かりますよね。言語を調べただけで認知パターンまで分かるなんて、すごいなあ。でも、猫が複数いるのと鳥が複数いるのとで、いったい何が違うんだろう。想像もできないや。
– そんな細かい形態変化にまで認知パターンが反映されているかとはかぎらないよ。
え? 認知言語学の授業で「形式が異なれば意味も異なる」って習いましたけど。じゃあ、先生が研究されている言語現象にだって、フランス語を話している人たちの認知パターンが反映されているとはかぎらないですよね。
– 人間の普遍的な認知というものがあって、それがある特定の形をとってフランス語の表現に現れているということなんだ。私はそういう表現を研究しているのさ。
その人間の普遍的な認知というのはどうやったら分かるんですか。まさかフランス語や英語やシダーマ語etc.の表現から共通部分を取り出して、なんて言わないでくださいよ。そうやって取り出された「認知」が言語に反映されているのは当たり前じゃないですか。本物のブーメラン遊びは楽しいかもしれませんけど。
– 認知科学や脳科学といった学問があるから、それらを勉強してみるといいよ。
じゃあ、フランス語なんか経由しないで、いきなりそれらの学問を研究したほうが簡単に認知パターンの可能性を調べられますよね。なんでわざわざ回り道するんですか。
– われわれはフランス語学者だから、フランス語そのものを見ないといけないんだ。
2013年度例会の発表者を募集します。例会日時等は下記「2013年度例会予定」の項をご覧ください。
発表時点で日本フランス語学会の会員であれば、どなたでも発表することができます。審査はありません。
共同発表の場合は、筆頭発表者 (ファーストオーサー) が日本フランス語学会会員であれば発表することができます。
発表をご希望の方は、下記アドレスまでどしどしお寄せください。
発表時期等につきましては個別にご相談させていただきます。
その他、「こんなテーマでもよいのだろうか?」など、ご不明な点がありましたら、どんなことでもご遠慮なく下記アドレスにお尋ねください。
多くの方のご応募をお待ちしております。
酒井 智宏 (例会運営担当)
madara(a)tky.3web.ne.jp
※ (a)を@に置き換えてください。
日本フランス語学会では、毎年4月から12月まで (7月と8月を除く) 月一回、原則として土曜日15:00-18:00に例会を開いています。一回の例会では通常二人の方が研究発表を行います。
例会案内はこのホームページによる他、メーリングリスト frenchling でも流しています。
例会はフランス語学会の会員以外の方でも、自由に来聴することができます。入場も無料です。みなさまのご参加をお待ちしております。
会場: 跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館
アクセス:
東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅下車 徒歩 2 分
東京メトロ有楽町線 護国寺駅下車 徒歩 8 分
(こちらの交通アクセス「文京キャンパス」をご覧ください。)
発表のご希望やその他例会に関するお問い合わせ:
酒井 智宏 (例会運営担当・跡見学園女子大学)
madara(a)tky.3web.ne.jp
※ (a)を@に置き換えてください。
第284回例会 2013年4月20日(土) 15:00-18:00
会場: 跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室
※ 終了しました。(参加者30名)
(1) 渡邊 淳也 (筑波大学)
「主語不一致ジェロンディフについて」発表要旨
司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)
第285回例会 2013年5月11日(土) 15:00-18:00
会場: 跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室
※ 終了しました。(参加者22名)
(1) 白石 碧 (東京大学大学院)
「フランス語における右節点繰り上げ構文のシンタクスについて」発表要旨
司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)
第286回例会 2013年6月22日(土) 15:00-18:00
会場: 跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室
※ 終了しました。(参加者27名)
(1) 谷川 恵 (東京大学大学院)
「フランス語における付加形容詞の分布について」発表要旨
(2) 佐々木 幸太 (関西学院大学大学院)
「se mettre à Inf.再考―先行研究の検討と仮説の提案―」発表要旨
司会: 守田 貴弘 (東洋大学)
第287回例会 2013年9月28日(土) 15:00-18:00
会場: 跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室
※ 終了しました。(参加者20名)
(1) バティスト・プヨ (筑波大学大学院)
「日本語の「てしまう」の再定義およびフランス語の対応表現について」発表要旨
(2) 谷口 永里子 (京都大学大学院)
「dont関係節における情報構造について―受動態と倒置を中心として―」発表要旨
司会: 守田 貴弘 (東洋大学)
第288回例会 2013年10月19日(土) 15:00-18:00
会場: 東洋大学白山キャンパス 6号館6218教室
※当初ご案内していた会場と異なります。ご注意ください。
※ 終了しました。(参加者23名)
(1) 川上 夏林 (京都大学大学院)
「フランス語の心理・感覚動詞再考―心理・感覚の主体とは何か?―」発表要旨
(2) 佐々木 (山本) 香理 (関西学院大学非常勤)
「接頭辞 RE の本質的機能 ― reconnaîtreの場合―」発表要旨
司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)
第289回例会 2013年11月9日(土) 15:00-18:00
会場: 跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室
※ 終了しました。(参加者25名)
(1) 津田 洋子 (京都大学大学院)
「〈voilà+名詞句+関係節〉 構文をめぐって―先行場面とスキーマ化されたシナリオ―」発表要旨
(2) 春木 仁孝 (大阪大学)
「大過去の前景化効果について―時間的先行性を表わさない大過去―」発表要旨
司会: 守田 貴弘 (東洋大学)
第290回例会 2013年12月7日(土) 15:00-18:00
会場: 跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室
※ 終了しました。(参加者37名)
※ 跡見学園女子大学での例会はこれが最後となります。多くのみなさまのご来場ありがとうございました。来年度の例会は早稲田大学文学学術院 (戸山キャンパス)にて開催されます。詳細につきましては「2014年度例会予定」をご覧ください。(2013年12月7日 酒井 智宏)
(1) 小田 涼 (関西学院大学)
「『オウムの聖母』と『オウムと女』 - 絵画のタイトルにおける言葉の結びつき」発表要旨
(2) 東郷 雄二 (京都大学)
「半過去を支える解釈領域 — 視野狭窄の半過去を中心に」発表要旨
司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)
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ベルグニウ教授講演会【東京】
ソシュールと意味の問い:現代意味論における恣意性理論の変転
※ 終了しました。(参加者16名)
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講演者:Gabriel Bergounioux教授 (オルレアン大学)
演題:Saussure et la question du sens: le devenir de la théorie de l’arbitraire dans la linguistique contemporaine
司会:山田 広昭 教授 (東京大学)
日時:2012年11月3日 (土) 14時〜16時
場所:東京大学駒場キャンパス 18号館4階コラボレーションルーム3
使用言語:フランス語 (通訳なし)
東京大学・日本フランス語学会 共催
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ベルグニウ教授講演会【大阪】
内的発話の表出と表象:フランス文学の場合
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講演者:Gabriel Bergounioux教授 (オルレアン大学)
演 題:Emergence et representation de la parole interieure : le cas de la litterature francaise
司 会:Olivier Birmann教授(関西学院大学)
日 時:10月28日(日)午後2時〜午後5時
場 所:大阪府立大学中之島サテライト 2階講義室
使用言語:フランス語(通訳なし)
大阪府立大学・日本フランス語学会 共催
日時: 2012年7月22日(日)15:00-18:00
*日曜日開催となります。ご注意ください。
会場: 跡見学園女子大学 文京キャンパス 2号館 M2308教室
テーマ:「第二言語の音声学・音韻論と発話コーパス:フランス語と英語を例に」
発表者:
・Sylvain Detey(早稲田大学)
・近藤眞理子(早稲田大学)
・神山剛樹(パリ第8大学)
発表要旨
司会: 川島浩一郎(福岡大学)
発表言語: 日本語・フランス語
当学会員でない方も参加自由です。皆様のお越しをお待ちしています。
世話人: 田原いずみ・須藤佳子