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2013年度シンポジウムのご案内

月曜日, 4月 1st, 2013

認知言語学の功罪

―「個別言語」と「言語」と「認知」のせめぎあい―

 ※終了しました。(参加者80名)

ご来場くださった皆様に御礼申し上げます。フロアとの議論の時間がとれなかったことにつきまして心よりお詫びいたします。議論の続きを別の機会に改めて行いたいと考えています。(酒井智宏、2013年6月1日追記)

日時: 2013年6月1日(土) 10:00-12:00
会場: 国際基督教大学 (ICU) 本館 304 教室
(キャンパスまでのアクセスはこちらをご覧ください。)

申し込み: 不要 (直接会場にお越しください。)
参加費: 無料

※  日本フランス語学会の会員でない方の参加も自由です。
※  フランス語を学んだことがない方もどうぞご遠慮なくお越しください。

多数のご参加をお待ちいたしております。

 

パネリスト:

西村 義樹 (東京大学)    「英語学」
守田 貴弘 (東洋大学)   「フランス語学」
河内 一博 (防衛大学校) 「シダーマ語学・クプサビニィ語学」、
ニューヨーク州立大学バッファロー校Ph.D
柚原 一郎 (首都大学東京)    理論言語学、シカゴ大学Ph.D

企画・提題・司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)

 

プログラム:
10:00-10:05  パネリストへの宿題  酒井 智宏

10:05-10:25 「英語学者」が認知言語学を研究するわけ  西村 義樹

10:25-10:45 「フランス語学者」が認知言語学を研究するわけ 守田 貴弘

10:45-11:05 「シダーマ語・クプサビニィ語学者」が認知言語学を研究するわけ
河内 一博

11:05-11:15  休憩

11:15-11:35  認知言語学(者)がこのままではいけないわけ  柚原 一郎

11:35-12:00  批判に応える / 批判に屈する / 応答を評価する

西村 義樹・守田 貴弘・河内 一博・柚原 一郎・酒井 智宏・フロア

 

– フランス語のこの言語現象には人間の認知が反映されているんだよ。

でも、英語にその現象はないですよね。ってことはフランス語を話す人と英語を話す人は認知が違うってことですか?

– ヒトとしての認知は同じだけど、顕在化する認知パターンが違うってこと。言語に現れる認知パターンを研究するのが言語学者の仕事なんだ。

そうか、認知パターンが違うから外国語を学ぶのがこんなに大変なんですね。いまドイツ語の複数形が覚えられなくて困っているのですが、きっとドイツ語を話す人にとっては、たとえば猫が複数集まる (eine Katze → Katzen) のと、鳥が複数集まる (ein Vogel → Vögel) のとでは、複数性の認知パターンが違うってことなんですね。英語だとどっちもsをつける (a cat → cats, a bird → birds) だけなので、英語を話す人はどっちの場合も同じ認知パターンだと思いますが。フランス語は複数形にしても名詞の発音が変わらないので、あ、でも冠詞は変わるから・・・まあいいや。シダーマ語の複数形を調べたら、シダーマ語を話している人たちの認知パターンが分かりますよね。言語を調べただけで認知パターンまで分かるなんて、すごいなあ。でも、猫が複数いるのと鳥が複数いるのとで、いったい何が違うんだろう。想像もできないや。

– そんな細かい形態変化にまで認知パターンが反映されているかとはかぎらないよ。

え? 認知言語学の授業で「形式が異なれば意味も異なる」って習いましたけど。じゃあ、先生が研究されている言語現象にだって、フランス語を話している人たちの認知パターンが反映されているとはかぎらないですよね。

–  人間の普遍的な認知というものがあって、それがある特定の形をとってフランス語の表現に現れているということなんだ。私はそういう表現を研究しているのさ。

その人間の普遍的な認知というのはどうやったら分かるんですか。まさかフランス語や英語やシダーマ語etc.の表現から共通部分を取り出して、なんて言わないでくださいよ。そうやって取り出された「認知」が言語に反映されているのは当たり前じゃないですか。本物のブーメラン遊びは楽しいかもしれませんけど。

– 認知科学や脳科学といった学問があるから、それらを勉強してみるといいよ。

じゃあ、フランス語なんか経由しないで、いきなりそれらの学問を研究したほうが簡単に認知パターンの可能性を調べられますよね。なんでわざわざ回り道するんですか。

– われわれはフランス語学者だから、フランス語そのものを見ないといけないんだ。

2013年度例会発表者募集

木曜日, 1月 31st, 2013

2013年度例会の発表者を募集します。例会日時等は下記「2013年度例会予定」の項をご覧ください。

発表時点で日本フランス語学会の会員であれば、どなたでも発表することができます。審査はありません。

共同発表の場合は、筆頭発表者 (ファーストオーサー) が日本フランス語学会会員であれば発表することができます。

発表をご希望の方は、下記アドレスまでどしどしお寄せください。

発表時期等につきましては個別にご相談させていただきます。

その他、「こんなテーマでもよいのだろうか?」など、ご不明な点がありましたら、どんなことでもご遠慮なく下記アドレスにお尋ねください。

多くの方のご応募をお待ちしております。

酒井 智宏 (例会運営担当)
madara(a)tky.3web.ne.jp
※ (a)を@に置き換えてください。

2013年度例会予定

木曜日, 1月 31st, 2013

日本フランス語学会では、毎年4月から12月まで (7月と8月を除く) 月一回、原則として土曜日15:00-18:00に例会を開いています。一回の例会では通常二人の方が研究発表を行います。
例会案内はこのホームページによる他、メーリングリスト frenchling でも流しています。

例会はフランス語学会の会員以外の方でも、自由に来聴することができます。入場も無料です。みなさまのご参加をお待ちしております。

会場: 跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館
アクセス:
東京メトロ丸ノ内線  茗荷谷駅下車  徒歩 2 分
東京メトロ有楽町線  護国寺駅下車  徒歩 8 分
(こちらの交通アクセス「文京キャンパス」をご覧ください。)

発表のご希望やその他例会に関するお問い合わせ:
酒井 智宏 (例会運営担当・跡見学園女子大学)
madara(a)tky.3web.ne.jp
※ (a)を@に置き換えてください。


第284回例会 2013年4月20日(土)  15:00-18:00
会場:  跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室
※ 終了しました。(参加者30名)

(1)  渡邊 淳也 (筑波大学)

「主語不一致ジェロンディフについて」発表要旨

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)


第285回例会  2013年5月11日(土)
 15:00-18:00
会場:  跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室
※ 終了しました。(参加者22名)

(1)  白石 碧 (東京大学大学院)

「フランス語における右節点繰り上げ構文のシンタクスについて」発表要旨

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)


第286回例会  2013年6月22日(土)  15:00-18:00
会場:  跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室
※ 終了しました。(参加者27名)

(1)  谷川 恵 (東京大学大学院)

「フランス語における付加形容詞の分布について」発表要旨

(2)  佐々木 幸太 (関西学院大学大学院)

「se mettre à Inf.再考―先行研究の検討と仮説の提案―」発表要旨

司会: 守田 貴弘 (東洋大学)


第287回例会 2013年9月28日(土)  15:00-18:00

会場:  跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室
※ 終了しました。(参加者20名)                    

(1)  バティスト・プヨ (筑波大学大学院)

「日本語の「てしまう」の再定義およびフランス語の対応表現について」発表要旨

(2)  谷口 永里子 (京都大学大学院)

「dont関係節における情報構造について―受動態と倒置を中心として―」発表要旨

司会: 守田 貴弘 (東洋大学)


第288回例会  2013年10月19日(土)  15:00-18:00

会場:  東洋大学白山キャンパス  6号館6218教室
※当初ご案内していた会場と異なります。ご注意ください。
※ 終了しました。(参加者23名)

(1)  川上 夏林 (京都大学大学院)

「フランス語の心理・感覚動詞再考―心理・感覚の主体とは何か?―」発表要旨

(2)  佐々木 (山本) 香理 (関西学院大学非常勤)

「接頭辞 RE の本質的機能 ― reconnaîtreの場合―」発表要旨

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)


第289回例会 2013年11月9日(土) 15:00-18:00

会場:  跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室
※ 終了しました。(参加者25名)

(1)  津田 洋子 (京都大学大学院)

「〈voilà+名詞句+関係節〉 構文をめぐって―先行場面とスキーマ化されたシナリオ―」発表要旨

(2)  春木 仁孝 (大阪大学)

「大過去の前景化効果について―時間的先行性を表わさない大過去―」発表要旨

司会: 守田 貴弘 (東洋大学)


第290回例会 2013年12月7日(土)  15:00-18:00
会場:  跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室
※ 終了しました。(参加者37名)
※ 跡見学園女子大学での例会はこれが最後となります。多くのみなさまのご来場ありがとうございました。来年度の例会は早稲田大学文学学術院 (戸山キャンパス)にて開催されます。詳細につきましては「2014年度例会予定」をご覧ください。(2013年12月7日 酒井 智宏)

(1)  小田 涼 (関西学院大学)

「『オウムの聖母』と『オウムと女』 - 絵画のタイトルにおける言葉の結びつき」発表要旨

(2)  東郷 雄二 (京都大学)

「半過去を支える解釈領域 — 視野狭窄の半過去を中心に」発表要旨

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)

ベルグニウ教授講演会【東京】

月曜日, 10月 8th, 2012

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ベルグニウ教授講演会【東京】

ソシュールと意味の問い:現代意味論における恣意性理論の変転

※ 終了しました。(参加者16名)

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講演者:Gabriel Bergounioux教授 (オルレアン大学)

演題:Saussure et la question du sens: le devenir de la théorie de l’arbitraire dans la linguistique contemporaine

司会:山田 広昭 教授 (東京大学)

日時:2012年11月3日 (土) 14時〜16時

場所:東京大学駒場キャンパス 18号館4階コラボレーションルーム3

使用言語:フランス語 (通訳なし)

 

東京大学・日本フランス語学会 共催

2012年度例会発表者募集

土曜日, 12月 3rd, 2011

※ 今年度の例会発表者募集は締め切られました。2013年度にご発表をお考えの方はご遠慮なくご相談ください。

2012年度例会の発表者を募集します。例会日時等は下記「2012年度例会予定」の項をご覧ください。

発表時点で日本フランス語学会の会員であれば、どなたでも発表することができます。審査はありません。

共同発表の場合は、筆頭発表者 (ファーストオーサー) が日本フランス語学会会員であれば発表することができます。

発表をご希望の方は、下記アドレスまでどしどしお寄せください。

発表時期等につきましては個別にご相談させていただきます。

その他、「こんなテーマでもよいのだろうか?」など、ご不明な点がありましたら、どんなことでもご遠慮なく下記アドレスにお尋ねください。

多くの方のご応募をお待ちしております。

酒井 智宏 (例会運営担当)
madara(a)tky.3web.ne.jp
※ (a)を@に置き換えてください。

 

2012年度例会予定

土曜日, 12月 3rd, 2011

日本フランス語学会では、毎年4月から12月まで (7月と8月を除く) 月一回、原則として土曜日15:00-18:00に例会を開いています。一回の例会では通常二人の方が研究発表を行います。
例会案内はこのホームページによる他、メーリングリスト frenchling でも流しています。

例会はフランス語学会の会員以外の方でも、自由に来聴することができます。入場も無料です。みなさまのご参加をお待ちしております。

会場: 跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館
アクセス:
東京メトロ丸ノ内線  茗荷谷駅下車  徒歩 2 分
東京メトロ有楽町線  護国寺駅下車  徒歩 8 分
(こちらの交通アクセス「文京キャンパス」をご覧ください。)

例会に関するお問い合わせ:
酒井 智宏 (例会運営担当・跡見学園女子大学)
madara(a)tky.3web.ne.jp
※ (a)を@に置き換えてください。

 

第277回例会 2012年4月21日(土)  15:00-18:00
       ※ 終了しました。(参加者 30 名)
会場:  跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 3階 M2308 教室

(1) 益子 優介 (筑波大学大学院)

「フランス語における場所の指示表現について」発表要旨

(2) 木田 剛 (筑波大学)

「談話にあるジェスチャー:日本人学習者から見たフランス語」発表要旨

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)

第278回例会  2012年5月12日(土) 15:00-18:00
       ※ 終了しました。(参加者 37 名)
会場:  跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 3階 M2308 教室

(1) 栗原 唯 (青山学院大学大学院)

「名詞文の解釈―共発話者の役割」発表要旨

(2) 渡邊 淳也 (筑波大学)

「叙想的時制と叙想的アスペクト」発表要旨

司会: 守田 貴弘 (東京大学)

第279回例会  2012年6月23日(土)  15:00-18:00
                        ※ 終了しました。(参加者 28 名)
会場:  跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 3階 M2308 教室

(1) 西脇 沙織 (慶應義塾大学大学院)

「アイロニーについて―新聞記事の分析から」発表要旨

(2) 近藤 野里 (東京外国語大学大学院)

「リエゾン子音の位置に関する一考察」発表要旨

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)

第280回例会 2012年9月29日(土)  15:00-18:00
                         ※ 終了しました。(参加者 18 名)
会場:  跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室                    

(1) 佐々木 幸太 (関西学院大学大学院)

「客体変化動詞 mettre と始動表現 se mettre à Inf.」発表要旨

(2) 山田 里奈 (早稲田大学大学院)

「en plein Nの特性について」発表要旨

司会: 守田 貴弘 (東京大学)

第281回例会  2012年10月27日(土)  15:00-18:00
                         ※ 終了しました。(参加者 28 名)
会場:  跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室

(1) 津田 洋子 (京都大学大学院)

「IL Y A構文とVOILA構文の談話機能―指示対象の情報特性とアスペクトの分析を中心に―」発表要旨

(2) 曽我 祐典 (関西学院大学)

「<si P> の動詞時制」発表要旨

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)

第282回例会 2012年11月10日(土) 15:00-18:00
                              ※ 終了しました。(参加者23 名)

会場:  跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室
※ 当初ご案内していた教室と異なります。ご注意ください。

(1) 川上 夏林 (京都大学大学院)

「部分の与格構文にみる感覚動詞への意味拡張—対格構文との対比を通して— 」
発表要旨

(2) 石毛 健嗣 (東京大学大学院)

「大小のメタファーに関する日仏会話コーパスの対照比較」発表要旨

司会: 守田 貴弘 (東京大学)

第283回例会 2012年12月1日(土)  15:00-18:00
※ 終了しました。(参加者33 名)
会場:  跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 7階 M2707 教室
※ 当初ご案内していた教室と異なります。ご注意ください。

(1) 守田 貴弘 (東京大学)

「フランス語は客観的言語なのか? ― 移動表現の実験ビデオによる検証」発表要旨

(2) 春木 仁孝 (大阪大学)

「Il pleut, ça mouille, c’est la fête à la grenouille !
― ÇAを主語とする発話について ―」発表要旨

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)

 

2011年度例会案内

月曜日, 3月 7th, 2011

日本フランス語学会では、毎年4月から12月まで (8月を除く) 月一回、原則として土曜日に例会を開いています。一回の例会では通常二人の方が研究発表を行います。
ただし、5月例会は東京で開かれる日本フランス語フランス文学会と同時開催です。また、11月の例会は京都で開かれます。
例会案内はこのホームページによる他、メーリングリスト frenchling でも流しています。
例会はフランス語学会の会員以外の方でも、自由に来聴することができます。入場も無料です。来聴を歓迎します。時間は原則として午後3時から6時です。

会場: 慶應義塾大学三田キャンパス
アクセス:
JR山手線/JR京浜東北線   田町駅下車  徒歩約8分
都営地下鉄浅草線/都営地下鉄三田線  三田駅下車  徒歩約7分
都営地下鉄大江戸線  赤羽橋駅下車  徒歩約8分
(こちらをご覧ください。)

第270回例会 4月23日(土)  15:00-18:00 ※ 終了しました。(参加者 33 名)
会場:慶應義塾大学三田キャンパス 研究室棟 1階  A会議室
当日の会場案内に不手際がありましたことを深くお詫びいたします。(酒井 智宏)

(1) 東郷 雄二 (京都大学)

「時制と談話構造 ─ 同時性を表さない半過去再考」発表要旨 (PDFファイル)

(2) 曽我 祐典 (関西学院大学)

「欲求・願望の表現  j’aimerais」発表要旨 (PDFファイル)

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)

第271回例会  5月27日(金) 15:00-17:00 ※ 終了しました。(参加者 24 名)

会場:東京大学駒場Ⅰキャンパス 10号館 3階 301会議室
(※ 会場が他の月と異なります。ご注意ください。)

(1) 山本 香理 (関西学院大学大学院研究員)

「aimer の直接目的補語位置に置かれた comment 節の機能」
発表要旨 (PDFファイル)

司会: 守田 貴弘 (東京大学)

第272回例会  6月25日(土)  15:00-18:00  ※ 終了しました。(参加者 17 名)
機材の都合により 発表者の順序を入れ替えて開催いたしました。事前にご案内したプログラムに従ってご来場くださった方々にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。(酒井 智宏)

会場:慶應義塾大学三田キャンパス 第1校舎1階 103教室

(1) 田原 いずみ (明治学院大学)

「maintenantをめぐって-フィクションのテクストにおける非直示的用法を中心に-」 発表要旨 (PDFファイル)

(2) 杉山 香織 (東京外国語大学大学院)

「語彙の豊かさに基づく フランス語学習者のグループ分けの試み ― フランス語学習者話し言葉コーパスを基盤として ―」発表要旨 (PDFファイル)

司会: 守田 貴弘 (東京大学)


※ 今年度は7月例会は行われません。6月例会の次は9月例会となります。


第273回例会 9月24日(土)  15:00-18:00    ※ 終了しました。(参加者 22 名)
会場: 跡見学園女子大学文京キャンパス 2号館 3階 M2308 教室
(東京メトロ丸ノ内線  茗荷谷駅下車  徒歩 2 分
東京メトロ有楽町線  護国寺駅下車  徒歩 8 分)
※ 会場がこれまでの例会とまったく異なります。十分ご注意ください。
※ 跡見学園女子大学にはキャンパスが二つありますが、「文京キャンパス」での開催となりますので、お間違えのないようにご注意ください。
※ 文京キャンパス2号館フォトギャラリーはこちら

(1) 井元 秀剛 (大阪大学)

「日本語とフランス語の談話構成原理」発表要旨 (PDFファイル)

司会: 守田 貴弘 (東京大学)

第274回例会  10月22日(土)  15:00-18:00    ※ 終了しました。(参加者 15 名)

会場:慶應義塾大学三田キャンパス 研究室棟 1階  A会議室

(1) 津田 洋子 (京都大学大学院)

「現象描写文としての IL Y A 名詞句 + 関係節」発表要旨 (PDFファイル)

(2) 治山 純子 (東京国際大学非常勤)

「フランス語の評価表現の体系とメタファー表現の形式的制約」発表要旨 (PDFファイル)

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)

第275回例会  11月20日(日) 14:00-17:00

会場: 京都大学 吉田南キャンパス 総合人間学部棟 1102教室

(1) 福田 由美子(関西学院大学大学院)

「se douter の発話のしくみ」発表要旨 (PDFファイル)

(2) 小宮 美奈 (宇都宮共和大学)

「基本レベル (属レベル) を軸とする語彙素の意味変化―ベルギー南部言語地図を中心に―」発表要旨 (PDFファイル)

司会: 東郷 雄二 (京都大学)

第276回例会  12月3日(土)  15:00-18:00 ※ 終了しました。(参加者 30 名)

会場:慶應義塾大学三田キャンパス 南校舎 441教室

(1) 新谷 真由 (筑波大学特任研究員)

「「悲観的」な色をめぐる考察―フランス語と日本語に借入された英語のblue―」
発表要旨 (PDFファイル)

(2) 春木 仁孝 (大阪大学)

「現代フランス語の認知モードについて」 発表要旨 (PDFファイル)

司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)

2010年11月期談話会

月曜日, 7月 19th, 2010

日時: 2010年11月13日(土) 14時~17時
場所:
京都大学吉田南キャンパス 総合人間学部棟 1B05 (地下1階)
アクセスマップ
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_ys.htm
最寄りのバス停 京大正門前
市バス 京都駅から206系統、四条河原町から201系統・31系統

テーマ:時制体系をめぐる対照言語学的視点(仮題)
パネラー:
 井元秀剛 (大阪大学・フランス語学)
  「メンタルスペース理論が用意する時制対照研究のための装置」
 和田尚明 (筑波大学・英語学)
  「日英語時制現象の対照言語学的分析」
 金水 敏 (大阪大学・国語学)
  「物語構成のための階層的時間把握—芥川龍之介「羅生門」を例に—」
 発表要旨
司会:春木仁孝

ポスター

井元さんは、近著『メンタルスペース理論による日仏英時制研究』(ひつじ書房)で、メンタルスペース理論をベースにした時制の体系的把握と対照言語学的考察を展開されています。

和田尚明先生は、著書に”Interpreting English tenses — A compositional apporach” (開拓社)があり、英語の時制を独自の視点から体系的に捉え、日本語と英語の違いについての考察をされています。

金水先生にはたくさんの著書がありますが、時制に関しては、『時・否定と取り立て』(共著)(岩波書店)があり「時の表現」の章を担当されています。論文としてはいわゆるムードの「た」の表現をめぐる一連の考察がよく知られており、国語学の立場から助動詞の意味を中心に、時制論を扱っていただけると思います。

2010年度例会案内

日曜日, 6月 13th, 2010

日本フランス語学会では、毎年4月から12月まで (8月を除く) 月一回、原則として第4土曜日に例会を開いています。一回の例会では通常二人の方が研究発表を行ないます。
ただし、5月例会は東京で開かれる日本フランス語フランス文学会と同時開催です。また、11月の例会は京都で開かれます。
例会案内はこのホームページによる他、メーリングリスト frenchling でも流しています。
例会はフランス語学会の会員以外の方でも、自由に来聴することができます。入場も無料です。来聴を歓迎します。時間は原則として午後3時から6時です。

会場: 慶應義塾大学三田キャンパス
アクセス:
JR山手線/JR京浜東北線   田町駅下車  徒歩約8分
都営地下鉄浅草線/都営地下鉄三田線  三田駅下車  徒歩約7分
都営地下鉄大江戸線  赤羽橋駅下車  徒歩約8分
(こちらをご覧ください。)

第262回例会 4月24日(土)  15:00-18:00 ※ 終了しました。(参加者 28名)

会場:慶應義塾大学三田キャンパス 第1校舎3階 131-B 教室

(1) 近藤 野里 (東京外国語大学大学院)

「Aix-en-Provenceコーパスを用いたフランス語話し言葉におけるリエゾン現象の統語・音韻分析」 発表要旨 (PDFファイル)

(2) 岸 彩子 (青山学院大学非常勤)

「語りの現在の視点」 発表要旨 (PDFファイル)

司会: 青井 明 (国際基督教大学)

第263回例会  5月28日(金) 15:00-17:00 ※ 終了しました。(参加者 32名)

会場:東京大学駒場Ⅰキャンパス
18号館4階コラボレーションルーム3
(※ 会場が他の月と異なります。ご注意くださいませ。)

塩田 明子 (慶應義塾大学非常勤)

「歴史的現在が現れるテクスト内にみられる未来表現」

司会: 佐野 敦至 (福島大学)

第264回例会  6月26日(土)  15:00-18:00 ※ 終了しました。(参加者 28名)

会場:慶應義塾大学三田キャンパス 第1校舎3階 131-B 教室

(1) 守田 貴弘 (東京大学グローバルCOE特任研究員)

言語的カテゴリとしての移動の問題発表要旨 (PDFファイル)

(2) 安齋 有紀 (青山学院大学非常勤)

「自然対話における談話標識の表出と調整機能」 発表要旨 (PDFファイル)

司会: 渡邊 淳也 (筑波大学)

第265回例会 7月18日(日)  15:00-18:00 ※ 終了しました。(参加者 16名)

会場:慶應義塾大学三田キャンパス、西校舎 523−A 教室
(4月例会および6月例会と校舎が異なります。ご注意ください。)

(1) 古賀 健太郎 (東京外国語大学大学院)

「Timbre-posteのtimbreは接辞か?:複合語構成要素のメンタルレキシコンでの取り扱いについて」発表要旨 (PDFファイル)

(2) 伊藤 達也 (名古屋外国語大学)

「courir の意味論」発表要旨 (PDFファイル)

司会: 塩田 明子 (慶應義塾大学非常勤)

第266回例会 9月25日(土)  15:00-18:00     ※ 終了しました。(参加者 24名)

会場:慶應義塾大学三田キャンパス、西校舎 525-B 教室

(1) 山本 大地 (京都産業大学非常勤)

「情意形容詞 (adjectif affectif) fichuの意味について」発表要旨 (PDFファイル)

(2) 本間 幸代 (パリ第10大学博士課程修了)

「前置詞 en の多義性と統一的解釈」発表要旨 (PDFファイル)

司会: 六鹿 豊 (白百合女子大学)

第267回例会  10月23日(土)  15:00-18:00 ※ 終了しました。(参加者 24名)

会場:慶應義塾大学三田キャンパス、西校舎 525-B 教室

(1) 新谷 真由 (筑波大学 / カーン・バスノルマンディー大学大学院博士課程)

「色彩語にみる多義性: 黒と白を中心に」発表要旨 (PDFファイル)

(2) 三藤 博 (大阪大学)

「『事実を表す si』 (si factuel) 再考 - 条件文の日仏語対照研究の観点から -」
発表要旨 (PDFファイル)

司会: 酒井 智宏 (慶應義塾大学非常勤)

第268回例会  11月14日(日) 14:00-17:00 ※ 終了しました。(参加者 24名)

会場:
京都大学吉田南キャンパス 総合人間学部棟 1B05 (地下1階)
アクセスマップ http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_ys.htm
最寄りのバス停 京大正門前
市バス 京都駅から206系統、四条河原町から201系統・31系統

(1) 出口 優木 (神戸女子大学非常勤)

「Le 定名詞句の照応を巡って-連想照応からのアプローチ-」
発表要旨 (PDFファイル)

(2) 山田 博志 (筑波大学)

「代名動詞受動用法にみる叙述のタイプ」 発表要旨 (PDFファイル)

司会: 平塚 徹 (京都産業大学)

第269回例会  12月4日(土)  15:00-18:00  ※ 終了しました。(参加者 35名)

会場:慶應義塾大学三田キャンパス、第1校舎1階 108 教室

(1) 山本 香理(関西学院大学大学院研究員)

「aimer の直接目的補語位置に置かれた quand 節の働き」
発表要旨 (PDFファイル)

(2) 春木 仁孝 (大阪大学)

「認知モードから見た現代フランス語の再帰構文受動用法 ― 英語の中間構文との対比を通して ―」発表要旨 (PDFファイル)

司会: 酒井 智宏 (慶應義塾大学非常勤)

2010年度シンポジウムのご案内

水曜日, 4月 7th, 2010

フランス語学と意味の他者

※ 終了しました。
77名ものご参加をいただき、当学会シンポジウムとしてはあまり例を見ない盛況ぶりでした。
ご来場くださった皆様に厚く御礼申し上げます。(酒井 智宏)

日時: 2010年5月29日(土) 10:00-12:30
会場: 早稲田大学 (早稲田キャンパス) 1号館4階 401教室
(早稲田キャンパス1号館の場所はこちらをご覧ください。)

申し込み: 不要 (直接会場にお越しください。)
参加費: 無料

※  日本フランス語学会の会員でない方の参加も自由です。
※  フランス語を学んだことがない方もどうぞご遠慮なくお越しください。

多数のご参加をお待ちいたしております。

パネリスト (※ 演題は下記プログラムをご覧ください):
野矢 茂樹 (東京大学)  哲学
西村 義樹 (東京大学)  認知言語学
渡邊 淳也 (筑波大学)  フランス語学

コメンテーター:
守田 貴弘 (東京大学グローバルCOE特任研究員)  対照言語学

企画・司会:
酒井 智宏 (慶應義塾大学非常勤)  言語学

(さらに…)