学会の沿革
初代の日本フランス語学会は、日本におけるフランス語学研究の推進のため1951年に設立され、機関誌『フランス語研究』が1962年の第28号まで刊行されました。
その後当学会は、日本フランス語フランス文学会に吸収合併されたため、機関誌『フランス語研究』も28号をもって廃刊となりました。
しかし「どうしても専門の研究誌を作りたいという声が澎湃としてわき起こってきた」(『フランス語学』第1号あとがき) ために、旧学会の会長・副会長の鈴木信太郎氏、中平解氏、林和夫氏その他の諸氏を顧問に戴いて、1967年にあらたに「フランス語学研究会」が設立されました。この研究会の機関誌として同年『フランス語学研究』が発刊されました。
その後、「フランス語学研究会」は1990年に「日本フランス語学会」と改称し、現在に至っています。機関誌『フランス語学研究』はそのままの名称で、2009年現在で第43号まで刊行されています。
現在、当学会は日本におけるフランス語学・フランス文学研究者や、フランス語教育にたずさわる人を中心に、会員約231名(2010年11月18日現在)を擁しています。